お盆休みで、私の実家に帰省しています。
実家に帰ると、母にこう言われました。
「お中元贈ってよ!」
お中元、お歳暮の時期になると、毎回言われます。汗
強要される意味がわかりません…。
そもそも、お中元やお歳暮って何のために贈るのかさえ、詳しく知らない。汗
みんな、こういうマナーとか慣習ってどうやって学ぶんだろうね。
わざわざマナーの本とか読まないし…。
(読めよって?笑)
結婚前の私のお中元やお歳暮に対する知識は、
・お世話になった人に贈る(会社の取引先や上司など)
・夏はお中元、年末はお歳暮
これくらい!
だから、母に言われて、実家にも贈ることがあるというのを知りました。
でもよく考えたら、毎年実家には親戚からお中元やお歳暮が贈られてくるんですよね。
直接持ってきてくれる人もいれば、郵送で贈ってくる人もいたり。
それについて、何で物をくれるんだろうって、考えたこともありませんでした。
お中元について、起源などを調べてみると、やっぱり古いですねー。
ただ、だんだん変化しつつあると。
今だと、企業にあおられてる感もありますかね。
お中元商戦とかね。
なんだろな。
私は実家を出て、戸籍上は親と他の家族となったけど、でも、家族だよね?
お中元を贈るのが礼儀と言う人がいるかもしれないけど、なんだか、突き放されてる感じがするんです。
よそよそしいというか。
「みんなが贈るから贈る」状態だし。
古い習慣だなぁと。
あ、贈れと強要されるって書きましたが、母は、
「自分の好きな物でいいから贈って。持ち帰っていいから」
って言います。
ますます、何のために贈るんですか、状態。汗
そういう風に思ってたんだけど、最近気付きました。
実家には代々伝わる仏壇があります。
そこに、お供えをしなさい、ということなんだなと。
仏壇にお供えものをする、しないって、小さな頃からの習慣もありますよね。
私は普段はあんまり仏壇に手を合わせたりしなかったんだけど、
よく旅行に行ったときとか、お土産を仏壇の前に置いたりしていました。
それは今も変わりません。
ただ、旅行に行く回数が独身の頃より減ったので、あまり仏壇にお供え物をしなくなった、というのはあります。
だから、1年に1回くらいはお供えをしなさい、と母は言いたいのかなと。
実家の親に贈るのではなく、ご先祖様に贈ってということなんだと。
最近気付いたって、遅い?汗
ちなみに、義実家に「お中元いる?」と夫に聞いてもらったところ、義母には「いらない」と言われました。
仕送りしてるし、母の日も贈ってるし、十分かな?
私も、自分の子どもには「いらない」と言うと思います。
だけど、実家の仏壇を継いだら、「いる」というかも…。
いやでも、たまに来て、手を合わせてくれたら、いいのかな?
難しーっ。
要は、気持ちですよね。
贈り物だって、本当はもっとしたいんだけど、お金が追いつかないんですよね。汗
昔はたくさん贈り合っても大丈夫だったかもしれないけど、今の家庭って、余裕ある家庭は少ないと思うし…。
父の日母の日、敬老の日、誕生日、クリスマス、○○祝い、それにプラスして、お中元にお歳暮。
全部贈りたいけど、正直キツイです。
強要はしないし、したくないですね。
古い習慣はだんだんなくなっていくとは思いますが。
お中元やお歳暮、なんとなーく贈ってるという方は、なぜ贈るのか考えてみてくださいね。