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家計簿レビュー「細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート」

最近家計簿ネタが少なくなってきたので、ネタを仕入れました。笑

家計簿のレビューをしようと思います。

 

今回の家計簿は、「細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート」です。

Amazonでは常に売り上げの上位にあって、レビューもとてもいいです。

どんな家計簿なのか気になっていたので、買ってみました。

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2013年なので、昨年のですけどね。笑

お安く買えました。

 

「日本一売れている」そうです。

そして、読者アンケートの結果、年間平均13万7000円の節約効果があったとのこと。

すごいですねー!

 

では中を見ていきます。

表紙を開いてすぐに、レシートを入れるポケットがついています。

まだ記入していないレシートを入れたりするためのものだそうです。

財布に入れておくと、パンパンになっちゃいますもんね。

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はじめ、11ページ分、家計簿の使い方やお金を上手に貯めるコツなどが書いてあります。

すごく丁寧に書かれているんですが、長い・・・。笑

でも、全部読めば、なるほどね、と思うと思います。

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この家計簿の考え方は、

  • 支出を大まかに「生活費」「特別費」「固定費」の3つに分ける。
  • 「生活費」+「固定費」を「ベース支出」とし、これを減らすようにする。
  • 「毎月の収入」-「ベース支出」=「ベース収支」

この「ベース収支」を増やすことを目標にし、生活費などを削っていくと。

 

私は貯金を先に引いて、残ったお金を生活費などの支出に割り振るという家計管理をしていますが、この家計簿は支出を抑えて残高(ベース収支)を増やしていくという考えですね。

どっちがいいんでしょうかね。

 

月初めのページは、カレンダーになっています。

ちなみに、この家計簿は日付が入っています。

年の途中からスタートだと、空白のページが増えちゃいますね。

1月スタートですが、家計簿の購入者に限りネットで前年10月から12月分をダウンロードできるそうです。

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中身は1週間見開きタイプ。

すでに日付が入っているので、日付記入の手間はありません。

メモ欄も大きくて、一言日記などつけられそうですね。

 

また、項目もすでに書かれています。

こういう家計簿のデメリットは、自分で項目を増やしたい場合、増やせないことですね。

私みたいにオリジナル項目がある場合、この家計簿は向いていません。

でも、そこまでキッチリやらなくてもいい方は、これでも問題ありません。

 

ページの下には、プチコラムがあります。

これ、全ページにありますよ。

「食費の平均額」や、「外食費の平均」など、いろいろな「平均」が載っているので、参考になります。

 

で、月の最終ページ。

まとめですね。

最終的に、「ベース収支」を出します。

そして、次月の「ベース収支の目標金額」を書きます。

「生活費」と「固定費」の削減目標を書いて、次月はそれを目標にやっていく感じです。

 

中身の説明はこれで終わり。

 

 

 

感想

なるほど、わかりやすいといえば、わかりやすい家計簿です。

デザインが書きやすいようになっていると思います。

日付も項目もあらかじめ入っているので、シンプルに金額を書けばいいだけです。

どこを足して、どこを引けばいいか、というのも、見ればすぐにわかります。

デザインがやさしいです。

 

単純で小さなことだけど、日付を書くのがめんどくさくて家計簿を開きたくなくなったりしますもんね。

項目も書いてあったほうが、わざわざ自分で調べたり考えたりして書かなくてもいいですから。

 

家計簿を書く上で一番重要なのは、続けることです。

それをクリアしやすいように、考えられているのかな、と思います。

でも、1日始まりなので、給料日に始めたいという方には、ちょっとしっくり来ないでしょうね。

 

コラムがたくさんあるし、経済のお話も書いてあるので、読み物としても楽しめると思います。

  

逆に、家計簿を書くのに慣れてきたりする方には物足りない部分があります。

予算を書く欄がなかったりね。

(その場合は、日付のメモ欄に残高を書くといいと書いてあるけど、それじゃあちょっと…)

それから、先にも書いたけど、項目が先に書かれているので、自由度はありません。

でも書いてあることで、自分で考えなくてもいいというメリットもあります。

 

そんな家計簿です。

 

こんな人におすすめ

というわけで、「細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート」はどういう人におすすめか、勝手に分析してみると、

 

  • 家計簿が続かない
  • 1日始まりでいい
  • そんなに項目が細かくなくてもいい
  • まずは支出を把握したい

 

おすすめできない人

逆に、おすすめできない人は、

 

  • 給料日(1日以外)から始めたい
  • 家計簿を書くことに慣れている

 (細かく項目を分けたり、予算組んだりしたい)

  

正直に言ってしまうと、家計簿の記入欄的には、よくある家計簿とあまり変わりません。

ただ、丁寧に説明されているので、家計簿のつけ方がよくわからなかったり、自分で考えて家計簿をつけていくことが苦手な方には、親切でつけやすい家計簿です。

 

と、使っていない私(←重要)が、独断と偏見で書いてみました。笑

値段は540円で、コラムとか書いてあると考えれば、安いと思います。

だいたい毎年10月頃発売なので、気になる方は、10月頃にチェックしてみてくださいね。