台風24号が通過し、わが家は停電してしまいました。
そのときの様子をレポート。
台風直撃の夜。
夜10時過ぎ(だったかな?)停電。
あーあ、と思ったけど、もうすでに家族全員布団の中だったので、すぐ困ったことはなく、私も布団の中で風に怯えながら、気づいたら就寝。
午前4時頃、仕事に行く夫に「停電してるよ。冷蔵庫やばいよ」と起こされる。
停電知ってるよー!
「肉だけ冷凍庫に入れておいてー」と言って、また寝る。笑
でも、そういえば、氷が溶けたら水びたしになっちゃうかな?と思って、起きて製氷皿の氷だけポリ袋に移して、冷凍庫に入れた。
あとは、冷蔵庫の中を見て、冷凍できそうなものは冷凍庫に、早く食べなきゃいけないような物を覚えて、また就寝。
(幸い?にも、冷蔵が必須なのは生肉が1パック、ハム1パックしかなくて、冷凍庫に入れたら凍ったので、困らずに済みました。)
6時起床。
洗濯機、夜間に回せるように予約したけど、もちろん回ってない。
わが家は太陽光パネルを載せているので、太陽光発電の電気が使えるような設定をしてみた。
これで、太陽が出ている間はコンセント1個、1500Wまで使えるように。
蓄電池はないので、夜間は使えず。
ここのコンセントで携帯電話をフル充電。
そういえばトイレ!
電気を使うので流れない!
説明書を見たら、2階のトイレなら手動で簡単に流せるようなので、トイレは2階ですることに。
小学校から休みの連絡。
さぁ今日はどうしようか。
朝ごはんは、パンがあったのでそれで済ませて。
外に出て家の周りの台風の被害を見ると、家庭菜園がボロボロになっている以外は無傷。
他は何もできないので、ガスコンロのある実家に避難。
信号が点いてないから危ないだろうと思って、いつもと違う信号の少ない道を通ったけど、信号点いてた!
(帰りはいつもの道を通ったけど、信号機は全部停電してた。)
実家も停電してたけど、ガスコンロがあるから、温かいご飯は食べられる♪
実家でダラダラ。
わが家には懐中電灯も無かったので、実家から懐中電灯、それとカセットコンロとガスボンベを借りて昼過ぎに家に戻る。
自宅はまだ復旧せず。
子どもたち、いつもはテレビでYouTubeやDVDを観たりしているけど、それが出来ないから暇そう。
長男は、停電したことに始めはテンション上がってたけど、このころには飽きたのか、ふてくされて、いつもはしない昼寝。
長女はお絵かきしたり私と本を読んだりして過す。
夕方になり夫が仕事から帰宅。
今日のご飯どうするー?と相談。
とりあえず、朝冷凍庫に入れた豚こま肉でしゃぶしゃぶして、そのあと冷凍ごはん入れて雑炊みたいにするかーと。
夕方5時半頃になるとだいぶ薄暗くなってきて。
いつもは6時くらいに夜ご飯だけど、明るいうちに食べようってことで、夜ご飯に。
実家から借りてきたガスコンロに鍋を乗せてしゃぶしゃぶして、そのあと残ったスープに冷凍ご飯を入れて、チーズもすぐに腐りそうだったからチーズも入れて。
雑炊というかリゾットというか。
まぁまぁ美味しかった。
明日の学校は弁当持ちになったけど、用意できないので夫と子どもたちが買い出しに。
私は懐中電灯で照らしながら皿洗い。
ヘッドライトがあったら便利そうだなーと。
それから食洗機の有難さを再確認。
買い出しチームが帰宅。
スーパーは、菓子パンがほとんど無くなってたみたい。
カステラとか、ゼリーを買ってきてた。
それじゃお弁当にならないので、カセットコンロがあるから、鍋でご飯を炊いて、おにぎりを持たせてあげようかなと。
いつもならお風呂の時間だけど、溜められない。
シャワーもさすがに水だと今の時期寒くて風邪を引きそうだから、明日復旧してることを願って、顔だけ洗って寝ることに。
もちろん歯磨きも忘れずに。
寝るとき、電気がついたらすぐにわかるように、扇風機のボタンを押しておいた。
電気がきたら、扇風機が回って寝ていても気づくはず!
ひさびさに、9時前に全員就寝。
午前3時頃、夫に「扇風機回ってる。電気ついたよー」と言われて、復旧してることに気付いた。
結局、何時に復旧したかはわかりません。汗
眠いからそのまま寝ようと思ったけど、何か違和感。
廊下の電気が点いている!
消そう、、、と思って廊下に出たら、子ども部屋のほうも点いている。
えー?笑
そのまま階段を降りて1階に行くと、リビング、ダイニング、脱衣所、ウォークインクローゼット、階段下の照明、全部点いてた。笑
たぶん、停電してもクセで照明のスイッチをパチパチ押してたから、オンになったままだったようで。
こんな夜中にMAX点灯してて笑えた。笑
とりあえず照明をオフにして。
ついでに洗濯機を回して。
鍋で炊こうと思ってたお米を炊飯器にセット!
電気ケトルで湯沸かしして、麦茶を作って。
24時間使わなかったトイレが臭かったからトイレ掃除して。
エコキュートを見ると、わきあげ中。
よし!
明日起きればいつもの日常に戻ってるだろうと思って、また就寝。
6時、起床。
復旧したよと子どもに言うと、よっしゃー!と言ってた。笑
テレビも点いた!
早速DVDをつけて踊る子どもたち。笑
洗濯機を見ると、洗濯乾燥されてフカフカになったタオル。
炊飯器には、炊きたてのごはん。
携帯電話はフル充電。
電気のある日常が戻りました。
この停電で、電気のありがたみを知ることができました。
24時間停電して、気付いたこと
私は、わりと停電をポジティブに考えていました。
いかにうまく乗り切るか!!
そして、大地震が起きて、停電も断水もしたらどうすればいいか、ということを考えながら、過ごしました。
今回停電して気付いたことは、
- オール電化はカセットコンロ必須
- 停電してすぐに氷をポリ袋に入れて冷凍庫に入れるとGOOD!
- 冷凍庫はパンパンに詰めておくと、24時間経ってもほぼ大丈夫
- 冷蔵のもので、冷凍できそうなものはすぐに冷凍庫に入れるとGOOD!
- 1日ぐらいなら買い出ししなくても食料は足りる
- 非常食のクラッカー、カンパンは、あまり食べたいと思わない、、、
- 懐中電灯よりランタンがいい
- 断水しなくて本当に良かった
そんな感じです。
最後の「断水しなくて本当に良かった」は、もう本当にそう思いました。
トイレ出来ない、水飲めない、顔洗えない、歯磨きできない、、、
自分だけならいいけど、子どもたちがいると、ものすごく気を遣います。
でも、停電だけなら、24時間なら何とかなる!
ただ、停電が長期になった場合。
また違ってきそうですね。
「非常食のクラッカー、カンパンは、あまり食べたいと思わない」というのは、非常用袋に備蓄してあったのですが、何ででしょう、ほかに食べるものがあったからなのか、まったく食べたいと思いませんでした。汗
ワガママ言ってる場合じゃないですけどね、、、。
やっぱり、口の中がパサパサして、水分がないと食べれないからなのかなぁ。
もし断水してたら水分をたくさん採れないから、「食べたら口の中がパサパサになって水分必須」の食べ物は、非常食には向かないのかな?と思いました。
缶詰系(シーチキン、果物の缶詰、鯖缶など)が実用的なのかなと。
重くて場所を取るけどね。
24時間停電して得た課題
課題も見つかりました。
- 携帯電話が圏外になって、被害の情報がわからない。いつ復旧するかの目処もわからない
- 救援物資の情報をどうやって知るか(どこが情報をくれるのか。市?自治会?)
- 避難場所は?
とにかく、情報を受ける手段がなくなってしまいます。
ラジオがあっても、どこのチャンネルに合わせたらいいのか?
知っておかないといけないと思いました。
また、これは市や自治会にお願いですが、もし食べ物や水が手に入らなくなったら、どうすればいいのか。
おそらく、市がある程度の備蓄をしてあると思います。
それをどこに取りに行けばいいのか。
もう少しわかりやすく、広報活動してほしいと思います。
なんなら、小中学校で子どもたちにも教えてくれると助かります。
まとめ
停電のレポートだけにしようと思ってたら、長くなってしまいました。汗
これが、大地震だったらと思いながら過ごしたら、いろいろな課題も見つかりました。
大地震の練習だったと思って、この経験で得たことを忘れずに、大地震に備えたいと思います。