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妊娠中の入院費&出産費と、医療保険の支払い

こんにちは、カケイです。

長女を妊娠中に、胎児発育遅延症と、切迫早産で入院していました。

そのとき、入院費はいくらかかったのか気になります?よね?笑

なので、勝手に載せてみます。笑

私は退院できずに、そのまま出産となったので、出産費用も併せて載せてみますね。

また、民間の医療保険にも入っていたので、その保険料はいくらもらったのかも最後に載せています。

 

妊娠中の入院の費用&出産費用

入院期間

妊娠31週4日で入院してから、37w5dで出産するまで。

出産後は、6日間入院していました。

合わせると、日数は50日、足掛け3か月でした。

入院費は、1日~月末で区切られ、ひと月ごとに請求されます。

 

1月目

(4日)

 2月目

(30日)

3月目

(10日) 

出産費用

(6日)

入院料など 4870点 58414点 14718点 9546点
医学管理など   975点 650点  
検査   4133点 2532点  
投薬   112点 147点 56点
注射   7723点 2221点  
処置       76点
DPC包括 11827点 18016点    
合計点数 17022点 89373点 20268点 9678点
(1)保険負担額 51070円 86367円 60800円 96780円
食事療養 7240円 59100円 15810円 10540円
(2)食事負担額 2860円 23400円 6240円 10540円
(外)文書料       5400円
(3)保険外負担額       267210円

請求金額合計

(1)+(2)+(3)

53,930円 109,767円 67,040円 374,530円

※個室ではないので、部屋代は発生していません。

※1点=10円です。

 

というわけで、出産までの3か月&出産費用を合わせると、

合計605,267円でした! 

ぎゃー!!

 

 

なんですが。

ちょっと待ってください。

 

出産育児一時金で42万円もらえますよね。

この金額から、42万円引いてもらえたんです。

なので、実費負担は185,267円で済みました!

 

(実際の支払いは、まず1月分53,930円を入院中に支払い。その後退院時に1月&2月&3月分&出産費用を合算、その合計金額から42万円引いた金額から、1月分53,930円を引いた金額131,337円を支払いました。ややこしい。笑)

 

わーい!!

高いの?安いの??笑

でも、50日入院して、出産もして、自己負担18万円って、当初思っていたより金額がかからずに済みました。

 

高額療養費制度を使いました

入院した際、高額療養費制度を利用するために、病院に書類を出しました。病院からも、こういう制度があることを教えてくれました。

高額療養費制度(こうがくりょうようひせいど)とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額(※)が、ひと月(月の初めから終わりまで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません。

厚生労働省のサイトより引用

(高額療養費制度について詳しくは厚生労働省のPDFをご覧ください。)

私は夫の扶養に入っているので、夫に頼んで会社の健保に高額療養費制度を受けるための書類を申請してもらいました。そして申請するためのカードをもらい、それを病院に提出しました。 

 

上記の表の2月目に注目。

「合計点数」というところを見ると、89373点。

1点=10円なので、2月目の入院費は89万円!!

ひえー!というとろこですが。

 

高額療養費制度を使うと。

厚生労働省のPDFを見てもらうと計算式が出ています。

我が家は「69歳以下の上限額(ウ:年収約370~約770万円)」に該当します。

ひと月の上限額(世帯ごと)の計算式は、80,100円+(医療費-267,000)×1%。

その計算式で計算すると。

 

80,100円+(893,730-267,000)×1%=86,367円

 

(1)合計金額と合ってますね。

なので私の場合、医療費で窓口で支払うぶんが89万円だったのが、高額療養費制度を使ったことにより、約86,000円で済んだということです。

とてもありがたい制度ですね!

 

病院によって入院費は多少違ってくると思いますが、もし1か月間丸々入院したとしたら、ほぼこの金額なのかな?と思います。

プラス、食事は別なので、食事が24,000円程度で、合わせて10万ほど。

実際私の場合、2か月目に丸々1か月入院(外泊もなし)で、109,767円。

ということで、胎児発育遅延症と&切迫早産で入院した場合、ひと月11万くらいと覚えておけばよさそうです。

※私は総合病院で入院&出産しました。病院によっても治療費の高い低いはあると思うので、詳しくは病院に聞いてくださいね。

※高額療養費制度は、年齢や年収よって上限額が違います。年収が多いと、自費負担も増えます。

※個室を希望した場合の費用(差額ベッド代)は高額療養費制度は使えないので、気を付けてくださいね。

 

その他、表の補足

・食事代

入院中は、1食260円。

出産後は、1食690円。

 

・文書料5400円とは?

医療保険の申請をするために、診断書を書いてもらった料金です。

 

医療保険がおりました!

私は独身時代から医療保険に加入していました。

親に言われるがままに加入したので契約内容など知らなかったのですが、保証書を見ると、入院日額7000円もらえる契約でした。

 

50日×7000円=35万円!!

 

そうです、今回の入院で、35万円もらえましたー!

なので、差し引き約16万円の黒字となったのでした。

うはうは。

(今まで払った分を考えると赤字だけどねっ。)

 

でも、日額7,000円はもらいすぎかな?

入院費がひと月11万円だったら、1日約3,600円。

日額5000円もらえれば、31日×5000円=155,000円。

なので、医療保険に入っている場合、日額5,000円を目安にしておけば、入院費用はまかなえそうですね。

ということで、私は出産後に日額5,000円に減らしました。笑

あ、妊娠以外の入院での入院費はいくらかかるか知らないですけどね。でも高額療養費制度を使えば、自己負担はそこまで高くならないんじゃないかと。

 

医療保険、入ってますか?

割と健康な方でも、妊娠や出産のときは、何があるかわかりません。

私は、今回入院するまで出産以外で一度も入院したことなかったので、医療保険っているのかな?と思っていましたが、実際に入院して、入っておいてよかったと思っています。

 

まとめ

ということで、もう一度書きますが、50日(足掛け3か月)入院してそのまま出産だと、実費負担は185,267円でした。

我が家の収入からしたら決して安くはありませんが、払えない金額ではなかったので、ほっとしました。

医療費って、素人の私からしたら、いくらかかるのかまったくわからないし、相談する相手もいないので、入院するときは赤ちゃんも心配でしたが、お金も心配でした。

きっと、同じように思う方はたくさんいると思いますが、今は出産育児一時金、高額療養費制度といった医療費負担を軽くする制度があり、とんでもない金額にはならないようになっているようです。

もし妊娠中の入院費が心配だったり、いくらかわからないという方は、この私の入院費をひとつの目安として、考えて頂ければと思います。

あ、一番正確なのは、病院の事務員の方に聞くことですけどね(^^;)

どなたかの参考になってくれれば嬉しいです。

 

▼入院中の日記はこちら

≫胎児発育遅延症で入院、1日目